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商談創出をするための効果的な施策12選|商談獲得の具体的な対策
商談創出を増やすには、施策を増やす前に「どこがボトルネックなのか」原因を特定することが先決です。接点が足りないのか、リードが商談にならないのか。原因が違えば、打つべき手も変わります。
本記事では、商談創出のための具体的な12の施策を比較し、KPIの逆算方法から優先順位まで整理します。
商談創出とは?「リード獲得」「商談獲得」との違い
商談創出の定義
商談創出とは、見込み顧客との接点をつくり、自社の商品やサービスに関心を持つ見込み客(リード)との具体的な「商談の場(アポイント)」を作り出す活動のことです。主にBtoB(企業間取引)の営業やマーケティングの現場で使われる言葉です。
「リード獲得」は連絡先などを得る工程です。「商談獲得」は商談の機会を得る結果を指すことが多く、商談創出と近い意味でも使われます。社内で指標を管理するときは、「日程確定」と「実際に実施した商談」を分けましょう。
リード獲得・商談化・受注との関係
展示会名刺100件と、具体的な相談を受けた問い合わせ100件では、同じ分母として比較できません。チャネルと接点の段階を分けて集計します。
例えば、以下の図のように「接点 → リード → 対応済みリード → 日程確定 → 実施した有効商談 → 受注」のファネルを作成し、各段階に件数と次段階への転換率を記入します。

このように整理することで、どこで歩留まりが発生しているか原因が特定しやすくなります。
「有効商談」を定義する
打ち合わせ件数だけを追うと、対象外企業との挨拶や相手が興味を示していないアポイントも成果に混ざります。
たとえば有効商談を「対象業種・規模に合い、課題を確認でき、提案先または次回行動が明確になった実施済みの面談」と定義します。
BANT(予算・決裁権・必要性・導入時期)は確認項目として使えます。ただし初回接点で四つすべてが判明しないこともあります。対象企業か、課題があるか、次の対話につながるかを必須条件にするなど、商材に合わせて決めましょう。営業とマーケが同じ基準で判定することが重要です。
商談創出が難しくなる3つの背景
買い手が営業に会う前から情報を集める
買い手はサイトや比較資料を見てから問い合わせることがあります。
最初の面談で既に相手が知っている商品説明を繰り返しても、検討を進めている相手には物足りません。競合他社との価格比較、他社との違い、導入条件、導入後のメリットやベネフィットを事前に示し、面談では相手固有の課題を掘り下げましょう。
AI検索の普及で「接点の量」より「質」が問われる
検索結果にAIによる要約が表示されるようになり、記事をクリックせず答えだけ得て離脱するユーザーが増えました。その結果、オウンドメディア経由の流入が減ったという声も聞かれます。
一方で、わざわざサイトを訪れるユーザーは検討度が高くなる傾向があります。アクセス数を追う発想から、少ない接点でも確実に商談化させる発想へ、重心を移す必要が出てきました。
営業とマーケの引き継ぎで機会を逃す
せっかく展示会や広告、SEOなどでリードを集めても、誰がいつ連絡するかが決まっていなければ、商談には至りません。マーケティング部門は「リードを渡した」、営業は「温度感が低い」と感じる分断も起こります。
マーケティング部門はリード数を追い、営業部門は受注数を追う。その結果、間にある「商談化」の責任があいまいになり分断が生まれてしまいます。
2026年に開かれたBtoB営業のカンファレンスでも、「リードはあっても商談化の壁を越えられない」「マーケティングと営業の間に成果の断絶がある」ことが共通のテーマに挙げられています。商談創出の最大のボトルネックが、施策ではなく組織の分断にある企業は少なくありません。

対応担当、期限を決め、商談化しなかった理由を共通のSFAや管理ツールで共有しましょう。
商談数を決める方程式とボトルネック診断
商談数は、次の3つのかけ算で決まります。
商談数=接点数×リード化率×商談化率

- 接点数:広告・SEO・展示会などで生まれた見込み客との接触の数
- リード化率:接点のうち、連絡先を獲得できた割合
- 商談化率:獲得したリードのうち、商談につながった割合
たとえば接点1,000件、リード100件、対応済み80件、有効商談16件なら、1,000×10%×80%×20%=16件です。
テレアポなら「対象企業数→会話できた件数→日程確定→実施商談」のように別の工程で分けます。
商談を倍にしたいとき、やみくもに接点を2,000に増やすのも一手段ですが、商談化率を20%から40%に改善できれば、接点を増やさずに商談数は倍になります。どの変数が低いかで、対応すべき内容がまったく変わるのです。
【診断チャート】自社のボトルネックはどこ?
自社のボトルネックは、次の順に数値を見ていくと切り分けられます。
- 接点数・リード数は、商談目標から逆算して足りているか? → 足りなければタイプA
- リードは足りているのに、商談化率が10%を切っていないか? → 当てはまればタイプB
- 商談は取れているのに、受注につながっていないか? → 当てはまればタイプC

タイプA:接点・リードが足りない
商談化率は悪くないのに、母数となる接点・リードが少ないタイプです。この場合に商談化率の改善に力を入れても、分母が小さいままなので商談数は増えません。
最初に試す施策は、ターゲットを絞ったテレアポや展示会やセミナーなどです。新しい接点をつくり、取りこぼさないようにします。検索流入自体が少なければ、次にSEOや広告を検討します。
タイプB:リードはあるが商談にならない
リードは毎月たくさん入ってくるのに、商談に結びつかないタイプです。最も多く、かつ改善インパクトが大きいパターンです。原因は、初動の遅さ、リードの放置、ナーチャリング不足、有効商談の定義のズレのいずれかであることがほとんどです。
最初に試す施策は、リードへの初動スピードの見直し、未対応リードの再接触と展示会・資料請求後のフォロー設計です。リードを増やす前に、対応済み率、初回接触までの時間、商談を断られた理由を確認しましょう。
タイプC:商談はあるが受注につながらない
商談はできるのに受注率が低いタイプです。これは厳密には商談創出ではなく、商談の「質」の問題です。ターゲットがずれている(決裁権のない相手ばかり)か、有効商談の基準が甘いことが原因です。
最初に試す施策は、有効商談の判定基準の見直しと失注理由別の提案改善です。商談件数を増やしても、対象顧客がずれていれば受注は伸びません。これは商談創出の後工程ですが、受注目標から逆算するうえで欠かせません。
商談創出の施策12選【比較表つき】
以下の「立ち上がり」「費用・体制」「商談化の傾向」は施策選定の目安です。統計上の平均値ではありません。費用は広告費だけでなく、担当者の時間も含めて判断してください。
| 施策 | 立ち上がり | 費用・体制 | 商談化の傾向と注意点 |
|---|---|---|---|
| 1 テレアポ | 早い | 架電担当とリストが必要 | 対象選定と会話の質に左右される |
| 2 フォーム・メール営業 | 早い | 送信先調査と文面作成が必要 | 一斉送信より個別の関連性が重要 |
| 3 手紙・郵送DM | 中程度 | 印刷・郵送費と宛先調査が必要 | 高単価・少数の重点企業向き |
| 4 展示会 | 準備に時間 | 出展費と当日・事後担当が必要 | 名刺数より会話記録と事後対応が重要 |
| 5 ビジネスSNS | 中程度 | 継続投稿と対話の時間が必要 | 関係構築型で即効性は限定的 |
| 6 SEO・オウンドメディア | 時間がかかる | 制作・更新体制が必要 | 顕在課題の記事と導線の設計が重要 |
| 7 ホワイトペーパー | 中程度 | 企画・制作と配布導線が必要 | ダウンロード直後の全員を商談扱いしない |
| 8 ウェビナー | 中程度 | 集客・登壇・運営体制が必要 | 質問や参加行動で優先順位を分けられる |
| 9 Web広告 | 早い | 広告費と運用・LPが必要 | 意図の強い語と対象条件を絞る |
| 10 サイト導線改善 | 早い | 分析とサイト改修が必要 | 既存流入の取りこぼしを減らせる |
| 11 休眠・失注顧客の掘り起こし | 早い | 履歴整理と再接触担当が必要 | 過去の接点を踏まえた提案が必要 |
| 12 既存顧客からの紹介 | 中程度 | 顧客との関係と紹介資料が必要 | 件数は既存顧客の規模に制約される |
アウトバウンド型の施策
1.テレアポ(BDR)
ターゲット企業を決めて電話で直接アプローチする古典的かつ王道の営業方法です。新規開拓先への働きかけはBDRの一部に当たります。対象業界や役職が明確で、こちらから課題を提案できる商材に向いています。リストの範囲を広げる前に、業種や企業規模ごとに少量で試しましょう。接続率だけでなく、会話後の日程確定率、実施率、有効商談率まで記録することが大切です。
コツは「商品の説明をしたい」より、相手に関係する課題仮説を一つ用意することです。また、断られた理由も残せば、リストか訴求のどちらを直すべきか見えます。
詳しくは BtoBテレアポのコツ を参照してください。
2.フォーム営業・メール営業
企業の問い合わせフォームやメールで接触する施策です。向いているのは、低コストで数を当てたい企業。送信する文面が重要で、件名で惹きつけるキーワードを使い、相手の課題に触れる一文を入れると開封・返信率が上がります。送りっぱなしにせず、ABテストで文面を改善し続けることがコツです。
3.手紙・郵送DM
重点企業の担当者や意思決定者に、書面で提案する方法です。対象企業が少数で、商談単価が高く、宛先を特定できる場合に向いています。単なるカタログより、相手の業界課題、仮説、参考事例を短くまとめた手紙が会話の起点になります。コツは送付を単発で終えず、到着を見込んで電話やメールで確認すること。送付先、反応、面談結果を紐づければ、制作・郵送にかけた費用と時間を評価できます。宛名の誤りや既存取引状況の見落としには注意しましょう。
4.展示会
短期間に多くの企業と直接話せる手法です。製品を見せる価値が高い企業や、特定業界の来場者に会える企業に向いています。ただし名刺を集めるだけでは商談になりません。会場で「検討時期」「関心テーマ」「次の連絡の約束」を残し、優先順位を付けます。コツは会期前にフォロー担当と初回連絡日を決めておくこと。重点先には会話内容を踏まえた連絡を行い、それ以外は役立つ資料を届けます。出展評価には名刺数に加え、実施した有効商談数と受注額を使いましょう。
展示会後のフォロー手順もご参考ください。
5.ビジネスSNS
LinkedInなどで担当者の発信に触れ、専門的な情報を届けながら関係を築きます。意思決定者を特定しやすく、継続して知見を発信できる企業に向いています。初回のつながり申請で長い営業文を送るより、相手の論点に沿った短い対話を重ねましょう。コツは投稿の閲覧数だけで評価せず、対象企業との対話数や相談数を追うこと。相手の肩書だけでなく、発信内容や直近の取り組みを確認すれば、提案が一方的になりにくくなります。規模を広げる前に、担当者の運用時間を確保します。
インバウンド型の施策
6.SEO・オウンドメディア
顧客が課題を検索したときに、解決手順や比較材料を届ける施策です。検討期間が長く、同じ質問が繰り返し寄せられる商材に向いています。用語の説明だけで終わらず、「どう選ぶか」「何から始めるか」まで示します。コツは記事ごとに次の行動を一つ決めること。たとえば事例、料金の考え方、相談窓口への導線を、記事の検索意図に合わせて置きます。公開後は順位や流入だけでなく、記事経由の相談、有効商談まで確認しましょう。成果には制作と改善の継続が必要です。
7.ホワイトペーパー
チェックリストや比較資料を配布し、課題を持つ人との接点をつくります。営業先が複数の関係者で検討する商材や、説明が複雑なサービスに向いています。「自社サービス紹介」だけの資料より、読者が社内で使える判断表のほうが価値を示せます。コツはダウンロード数と商談数の間に「対象企業か」「どのテーマに関心があるか」という確認工程を置くこと。すぐに相談したい人には連絡手段を示し、まだ情報収集中の人には関連資料を送ります。全ダウンロードを同じ温度感で追わない運用が大切です。
8.ウェビナー
課題の整理や実例の解説を通じて、参加者と対話できる施策です。専門性を説明したい企業や、見込み客を継続的に育てたい企業に向いています。集客時から「誰の、どの課題を解決するか」を絞りましょう。コツは終了後のアンケートで、関心テーマと検討時期を確認すること。具体的な相談を求める人には個別面談を案内し、情報収集段階の人には講演資料や関連事例を送ります。申込者数、参加者数、相談希望者数、実施商談数を分けると、次回のテーマとフォローを改善できます。
9.Web広告
検索広告などで、すでに課題を探している人へ短期的に接点を作れます。商材の対象と訴求を明確にでき、テスト費用を確保できる企業に向いています。広告だけを増やしても、遷移先のページが対象顧客の疑問に答えていなければ、相談は増えません。コツはキーワード、広告文、ランディングページの約束をそろえること。問い合わせ単価だけでなく、有効商談単価と受注まで見て継続可否を決めます。対象外からの問い合わせが増えたら、除外語とフォームの確認項目を見直しましょう。
10.サイト導線の改善
いまサイトに来ている人が相談しやすいよう、問い合わせフォーム、チャット、日程調整を整える施策です。一定の流入があるのに相談が少ない企業に向いています。入力項目が多い、費用や対象範囲が分からない、次に何が起きるか不明といった障害を探しましょう。コツは問い合わせ数を増やすために必要な確認項目をすべて消さないこと。「相談だけでも可能」「回答までの目安」などを明示し、有効商談率と合わせて評価します。まずは主要ページとフォームの離脱箇所を確認します。
既存資産を活用する施策
11.休眠顧客・失注顧客の掘り起こし
過去に接点があった企業へ、状況の変化を踏まえて再連絡します。リストと商談履歴が残っている企業なら、比較的早く着手できます。失注時の理由が「時期尚早」だった先と、対象外だった先を分けましょう。コツは前回の課題や保留理由を確認してから、改めて役立つ情報を届けること。担当者変更や課題の解消もあり得るため、過去の関心を現在の意思と決めつけないようにします。再接触率、再商談率、受注まで追いましょう。休眠顧客の掘り起こし方法でリストの整理方法も解説しています。
12.既存顧客からの紹介
成果を実感している顧客に、同じ課題を持つ企業との接点をつないでもらう方法です。導入後の評価が高く、似た顧客に価値を提供できる企業に向いています。「誰か紹介してください」より、対象業種や相談テーマを具体的に伝えましょう。コツは紹介者に説明の負担をかけないよう、サービス概要と紹介先に役立つ資料を用意すること。紹介された相手には、紹介者の名前だけを頼りに売り込まず、課題を丁寧に確認します。紹介依頼数、紹介件数、有効商談数を追い、既存顧客との関係を優先しましょう。
公開事例から分かること:アポイント率と有効商談率は別
スリーピースが公開するビーウェーブ社の自治体向け営業支援事例では、テレアポで**アポイント率15〜20%**と報告しています。アポイント獲得後に、反応の良かった自治体を中心に依頼企業が訪問する分業体制です。これは特定案件のアポイント率であり、全業界に共通する平均値でも、有効商談率や受注率でもありません。事例を参考にするときは、対象リスト、日程確定、実施、有効判定を分けて自社の数字と比較しましょう。
[出典:株式会社スリーピース「営業代行の支援で、地方自治体への拡販を加速」]
【状況別】どの施策から始めるべきか
| 状況 | 取り組む順番 | その理由 |
|---|---|---|
| 営業人数が少ない | ①休眠・失注先の確認 → ②サイト導線 → ③絞ったテレアポ | 既存の接点を使い、少人数でも追える件数に絞るため |
| リードが溜まっている | ①未対応の解消 → ②有効商談の定義統一 → ③ナーチャリング | 新たな集客費をかける前に、いまある機会損失を確認するため |
| 今期中に増やしたい | ①既存リストへの再接触 → ②ターゲットを絞ったアウトバウンド → ③広告の小規模テスト | 立ち上がりの早い手から検証し、短期の見込みを立てるため |
中小企業なら最初にSFAへ過去案件を並べ、対象になる50件程度を抽出するなど、対応できる量から始めます。マーケ体制がある企業は、SDR(問い合わせなどへの対応を主に担う役割)の引き継ぎ基準を整えましょう。短期目標がある場合も、広告や架電を増やす前に商談実施と有効判定までの工程を確認します。SEOやウェビナーは、今期の打ち手と並行して育てるのが現実的です。
商談創出を成功させる5つのポイント
1.営業とマーケで「有効商談」の定義を合意する
対象企業の条件、必要な課題確認、日程確定と実施の違いを一枚にまとめます。判定が割れた商談は週次で見直し、件数の押し付け合いを防ぎます。
2.KPIを受注目標から逆算する
書き込み用の逆算式: 必要な受注件数[ ]件 ÷ 有効商談からの受注率[ ]% = 必要な有効商談[ ]件。さらに、必要な有効商談件数 ÷ 対応済みリードからの商談化率[ ]% = 必要な対応済みリード[ ]件。対応率で割れば必要リード数、リード化率で割れば必要接点数が出ます。端数は各段階で切り上げます。
たとえば月5件の受注、受注率25%、商談化率20%、対応率80%、リード化率10%なら、有効商談20件、対応済みリード100件、リード125件、接点1,250件が必要です。これは架空の計算例です。実務では自社のチャネル別の実績値と、商談から受注までの所要期間を使ってください。
3.リードへの初動を早くする
問い合わせ直後は、相手の相談内容を確認できる機会です。担当者不在で止めないよう、通知先と代替担当を決めます。一定時間以内の対応目標を社内で設け、対応までの時間と商談化率を自社データで比較しましょう。
4.すぐに商談化しない人を育てる
「時期が先」「社内検討中」「対象外」を同じ失注箱に入れないこと。検討時期が先の相手には、関連する事例や判断材料を適切な間隔で届けます。MAを使う場合も、配信の量より、相手の関心に沿った内容と再接触の条件を決めることが先です。
5.SFA・MAで接点を一元管理する
最初は表計算でも構いません。企業名、流入経路、前回接点、担当者、次回行動、商談判定、失注理由を残します。件数が増えたらSFAで案件を、MAで配信や反応を管理し、重複連絡や引き継ぎ漏れを減らしましょう。ツール導入前に入力ルールを統一するのがコツです。
商談創出は内製か外注か?判断基準
外注が向いているケース・向いていないケース
外注が向くのは、狙う企業と訴求の仮説はあるものの、リスト作成や初回接触に割ける人が足りない場合です。展示会直後など、短期に接触が集中するときも候補です。一方、顧客像やサービスの提供価値がまだ定まっていないなら、まず自社の責任者が顧客との対話を持ち、仮説を固める必要があります。外注しても、提案の判断と受注後の品質には自社の関与が欠かせません。
外注先を選ぶ3つのチェックポイント
- 有効商談の条件を合意できるか。 アポイント件数だけでなく、対象外や欠席の扱いまで確認します。
- 工程別の数字と失敗理由が返ってくるか。 リスト別の接続、日程確定、実施、受注への連携を見ます。
- 現場の学びを施策に戻せるか。 訴求や対象企業を改善する定例の場を設けます。
商談創出についてよくある質問
商談創出と商談獲得の違いは?
商談創出は接点づくりから面談実施までの活動全体、商談獲得は機会を得た結果を指すことが多い言葉です。社内のKPIでは、日程確定数と実施した有効商談数を別に定義してください。
商談化率の平均はどれくらい?
どのリードを分母とするか、何を商談とするかで値が大きく変わるため、単一の平均を目標にするのは適切ではありません。「実施した有効商談数÷対応済みリード数」を基本に、資料請求、展示会、問い合わせなど経路別に自社の過去3〜6か月を比較しましょう。
成果が出るまでどのくらいかかる?
既存リストへの再接触や導線改善は比較的早く検証できます。SEOや継続的な情報発信は時間をかけて改善します。いずれも商談の実施時期と受注までの期間が商材ごとに違うため、最初に「初回接点」「実施商談」「受注」の三つの時期に分けて計画しましょう。
少人数の営業チームでもできる?
できます。全施策を一度に行う必要はありません。過去の失注先を整理し、対象を絞った再接触とサイト導線の改善から始めます。接触件数より、次回行動の記録と有効商談の判定を優先しましょう。
まとめ:商談創出はボトルネックの特定から
商談創出の施策を選ぶ順番は、接点、対応、実施、有効判定、受注のどこに不足があるかで決まります。まず直近3か月の数字をチャネル別に並べ、未対応リードと対象外の商談を分けてください。そのうえで、最も改善余地のある工程に施策を一つ当て、実施した有効商談数で効果を確かめましょう。
商談創出のご相談:商談数が伸びない原因を、対象企業・接点数・商談実施率から整理したい方は、スリーピースの営業戦略支援をご覧ください。営業設計から実行まで相談できます。